よく「足つぼって痛いんでしょー?無理無理~」みたいな意見を目にします。そう言われても「はぁ」としか言えない。強く否定もできないし肯定もできないのでとりあえずの「はぁ」なわけです。おそらくですが、こういった「明確な答えのない質問」が広まる事で、余計に「足つぼ=痛い」というイメージが固まっていっているのではないかと。
もうこの際ハッキリ申し上げますと
「足つぼ」と「痛い/痛くない」は関係がない
と、言うことです。これを念頭に置いておいてください。
痛さの理由①:揉む側の感覚
こっちが強く揉めばそりゃあ痛いですよ。例えばプニプニ押されてもなんともない「二の腕」だって、ものすごい力でギューと押されたら痛いに決まってる。足裏には、肩こりみたいに「筋繊維に絡みついた老廃物が固まっている部分」がある事が多いです。これをほぐすためにギューっと押しますが、上手な揉み手は「ギリギリ耐えられる痛み」レベルで止めます。ですので
痛さの理由②:揉まれる側の根性
にも大きく左右されます。一般的に男性より女性の方が痛みに強いので、もし同じような老廃物のカタマリがある男女がいたとして、同じようにほぐしたとしたら、男性よりも女性の方が「痛くない」と感じると思います。更には
痛さの理由③:老廃物の有無
によってももちろん変わってきます。前述した通り、「カタマリをほぐす」と痛いわけです。肩や首・背中の凝っている部分をほぐされると痛いでしょ?やりすぎると痛いし、程良いと「痛いけど気持ちいい=痛気持ちいい」ものです。足裏の状態によって、感じる痛みは違います。そして肩もみと同様
痛さの理由④:揉まれ慣れ
ているかどうかにも左右されます。はじめてほぐされた時は「痛い」と思ったとしても、その後の足の軽さを実感すると「痛かったけど後からスッキリした」という体験から、同じ痛みでも我慢できるようになる事だってあります。その「痛み」が自分に「利益」をもたらすことがわかっていれば、人間って耐えられるものです。
上記4つの理由を考慮し、更に揉みながらヒアリングしていくことで、我々揉み手は「揉まれる側が納得出来る程度の痛み」の範囲の中で、最大限の効果を出すべく、足を揉ませてもらいます。揉まれる側の反応を見、声を聞き、表情を確かめながら、施術を進めていきます。時には「ちょっとここは痛いですよー」など事前に告知もしながら、なんとかギリギリ「痛くないor痛かったけど平気」のラインを越えないようにします。
「どんな人でも足をもむと痛い」や「痛くないと効果が低い」などの『「足つぼ」と「痛み」が関連している』かのような意見は、参考にならないと思っておいてくださいね。
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— 山口足太郎(訪問足解士) (@ashihogu_cc) June 29, 2017
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